【速報】政府備蓄米を困窮家庭の子どもたちに配りやすくなったので、その日本一早い解説
農水省は、政府備蓄米をこども宅食やこども食堂等に提供してくれていましたが、その仕組みがアップグレードしました。速報的に解説します。
駒崎弘樹
2024.12.03
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一般の方々にはマニアックな内容なのですが、子ども支援に関わっている方々、NPO、福祉関係者にとってはかなりインパクトのある運用改善だと思うので、関係者はぜひお読みくださいませ。多分、日本で一番早い政府備蓄米運用改善情報です。
フローレンスは2020年から政府備蓄米を子ども支援に活用しよう、と訴えてきました。訴えを受け止めてくださり、当初はわずかなところから始まりましたが、1団体300キロ、450キロとちょっとずつ枠も広がってきました。
そこに来て、
「フードバンクへの政府備蓄米の無償交付の新たな実施と、今後のこども食堂・こども宅食の運用改善について(令和6年11月交付要領改正)」が発表されました。
これは子ども支援に関わる皆さんには要チェックな内容なのと、お役所の資料は現場の方々にとっては読みづらいので、以下分かりやすく解説します。