私が「日本人」でなくなる日 ―参政党に捧げるニーメラーの詩

躍進が予想される参政党への警鐘
駒崎弘樹 2025.07.12
読者限定

ナチス・ドイツに抵抗した牧師、マルティン・ニーメラーは、有名な詩を残している。

『彼らが最初共産主義者を攻撃したとき』

ナチスが共産主義者を連れさったとき、私は何もしなかった。私は共産主義者ではなかったから。

次に彼らが社会主義者を連れて行ったとき、私は何もしなかった。私は社会主義者ではなかったから。

次に彼らが労働組合員を連れて行ったとき、私は何もしなかった。私は労働組合員ではなかったから。

次に彼らがユダヤ人を連れて行ったとき、私は何もしなかった。私はユダヤ人ではなかったから。

そして彼らが私を連れて行ったとき、私を助ける人は誰も残っていなかった。

この記事は無料で続きを読めます

続きは、870文字あります。

すでに登録された方はこちら

読者限定
参院選、一番AI推してるのはどこの政党か?
読者限定
「パパよりチャッピーの方が良い」と言われた件
読者限定
川崎ストーカー殺害事件から考える:なぜ警察は動かなかったのか、再発防止...
読者限定
AIで未来はどうなる?──答えは『ブラックミラー』の中にある
読者限定
AIで散歩が3倍楽しくなる方法とは?
読者限定
AIが東大理三合格。じゃあ東大行く意味ってなに?
読者限定
「才能の民主化」 〜AIは新しい創造の時代をひらくのか?〜
読者限定
話題のManusやってみたら。AIエージェント社会に備えるには